算数・数学の勉強法(3)

数学

こんにちは。キリンコ先生です。
今回は前回の続きで、複数のやり方を実践して確認していく方法について話していきたいと思います。

前回、自分の答えの違和感を探していく話をしました。しかし、この方法だけだと特に自分の答えが問題ないなと思った時にチェックが甘くなります。
そこで、解き方が2通り3通りと複数のアプローチがあるものは、その全ての解法を身につけていき、答えを出す時に使った解法と別の解法を使って見直します。
例えばこんな問題があったとします。

1、4、7、10、…のように規則的に数が並んでいます。この数列の40番目の数はなんですか?

これを解くときに、1番目の数から40番目の数までの並んでいる数の間の個数に注目したとしましょう。そうすると、間の個数は40ー1=39個あるので、3×39=117だけはじめの数から離れているのが40番目の数だとできるので、1+117=118と答えを出すことができます。
次に見直しするときは違う考え方で解いていきます。
1、4、7、10、…は3ずつ増えているので3の倍数と関係しているはずと考えると、並んでいる数は全て3の倍数よりも2小さい数だとわかります。なので40番目の数は3×40ー2=118と答えを出せます。

このように、複数の方法で取り組み同じ答えが出てくれば、自分の答えは正解だなと強い確信を持つことができます。
ただ計算問題などを筆頭に複数の解き方がない問題も当然あります。その場合は、自分の出した答えから逆算をするなど、答えを出すまでに進んだルートと別のルートを進むように心がけましょう。そうすると自分のやった作業を眺めているよりも、とても効果的な見直しになると思います。

いかがだったでしょうか?
今回までの3回分の勉強方法は単元に関係なく継続してやっていっていただきたい勉強方法になります!その上で、単元ごとの理解を深めていっていただければ、必ず成績向上につながっていきます!

次回からは算数や数学の問題を通じて身につけたい考え方を話していければと思っているので、またよろしくお願いします!

タイトルとURLをコピーしました