こんにちは。キリンコ先生です。
前回、おおまかな勉強の流れについて書きました。今回はその中でミスをなくしていくための考え方について書いていきたいなと思います。
自分が考えるミスが起きにくくなる方法は2つです。
①自分の出した答えの大小関係や整合性を意識することで、違和感を探していく。
②複数のやり方を実践する。
では、①について説明していきます。
ミスに気づきやすくなるためには、まず自分の答えをチェックする癖づけをしないといけません。そのために、自分の出した答えが大きさとしてふさわしいかどうかを判断していくことで、まず確認作業をする意識を作っていきたいです!
例えばこんな問題があったとします。
たかし君は毎朝7時40分に家を出て学校に向かいます。分速60mで歩くと始業時間の5分後に着いてしまうので、分速80mで歩いたところ始業時間の5分前に着きました。学校の始業時間は何時何分ですか?
この問題を解いた時に、自分の答えが8時14分と出たとします。
答えは整数なので問題ないと進んでしまう子も多いと思いますが、それではダメです。学校の始業時間なのにこんな中途半端な時間でいいのかな?と思わないといけません。その上で自分の式や作業を見直すと、計算ミスや問題文の見落としなどが見つかるといった流れです。
このように整合性(例えば紙の枚数が小数や分数にならないはず)や自分の答えが大きさとして相応しいかを判断することが、まずミスを防ぐための第一歩になります。
この考えを、自分が問題を解き、答えを出したらすぐに行うように癖づけましょう。続けていけば、単に見直ししようとしてボヤッと自分の作業をながめているよりとても効果的な見直しができるようになっていき、ミスが見つかりやすくなるでしょう!
次回は②の複数のやり方を実践することを詳しく話していこうと思います。
ではまた!